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レーズンチョコ
[2004/12/26 sun]

「また藤田か」と携帯にメール。「代わり映えしないブツでスマンが甘味を差し入れといたので」。
郵便受けにあった袋にFurutaレーズンチョコレートが入ってた。
11月4日にも同じものが入ってた。
なんだかんだとほざきつつ実は…というあたしのツボをおさえてるなあ。

昔の同居人Iは近所に住んでいる。
遭遇しちゃう率は、もっとご近所の鮎川誠&シーナ&でかい犬&娘さんより低いけど。
サミットとかで。
まあそんなスリルもある。




レーズンチョコには、しわしわタイプや、つるぴかタイプがある。前者は貧相なレーズンに砂糖かよ!みたいなチョコがついてて食感ジャリジャリみたいな感じでアタリをつかんだことがない。後者は光沢剤を使用していてさらに問題を難しくしている。ナッツ系のチョコボールとは違って「カリっ」としてればいいわけじゃないのだ。レーズンは適度にジューシーでチョコと仲良く、チョコ自体も表面と内面が乖離してなくて口どけよくまとわりつかず。奥深い菓子だわ(難しくしてるのはおまえだという説もあるが)
最近はガナッシュ風でココアをまぶしたタイプもあり。こちらは植物性油脂が原材料の筆頭(重量%が一番高い)だったり糊料使ってたり、ひどいのになると水飴まで使っててさらに混迷を極めている。
というわけで大好きなわりには決定打に出会えていないのだ。前にも書いたレオニダスのドラジフィエのレーズンはうまいが超高い(100g735円)。空輸とはいえ大量生産品のくせに。(あ、前に書いたと思ったらつけ麺のことしか書いてねえ)。ショコラティエ巡りとかして地道に探すしかないかのー。
実は1980年代半ばくらいまであった不二家のレーズンチョコ(¥250)がいまだマイベスト。日本中の不二家から消えた後、あまりに恋しくて商品開発担当者宛てにその風味と製法をレスペクトするお手紙書いたら、実名で丁寧なお返事をもらった。大人の事情が書かれていた。お菓子の詰め合わせ付きだったw。

でそんなことには関係なく、FURUTAのレーズンチョコが心にしみます…。

レーズンチョコといえば板チョコがあるじゃん、ロッテ「ラミー」とか。サルタナレーズンから染み出す辛いラム酒と甘いチョコ。しかし数年前に製法が変わってガナッシュ入りになって往時のすばらしい味の対比が薄れてしまった。ねっとりしすぎ。
子供の頃たしか包み紙の絵のチョコ部分からの引き出し線に「新型ミルクチョコレート」って書いてあったんだけど、「新型」ってなんかいいよね。「新型」に戻してくれ。
ロイズのラムレーズン板チョコはまだ食べたことがない。来年は天皇杯でぜひサポーロへ(うそ。寒いからヤダ)

ドライフルーツとチョコのマリア~ジュとしては「オランジェット」もはずせません。これまたオレンジピールの解釈によって千差万別。詳しくは別の機会に。
それよりなによりこの世界で別格に好きなのは、無印良品の「ヨーグルトクランベリーチョコ」(¥240)。ここまでひっぱといてそれかよ!ですが。ホワイトチョコは好きじゃないんだけど、これはこなっぽさも含めて絶妙、甘酸っぱさも最高っす。
by digibi | 2004-12-28 03:44 | diary
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